各コマンド解説ページ

コマンドの基本

  • コマンドはインスペクタウインドウの下にある、AddComponentボタンでつけることができる
  • 共通で_Commandという文字が名前についているので、commandと検索窓に入れれば一覧で探すことができる。
  • コンポーネントのオプション(変数)にコンポーネントを納める必要がある場合、ヒエラルキーウインドウにある目的のコンポーネントがつけられているオブジェクト名をドラッグすると値を収めることができる。
  • コマンドはカットオブジェクトか、その子につけられていないと動作しない
  • テストプレイボタンでそのカットにつけられているコマンドの動作をテストできるが、テスト終了後元の状態に戻る

各コマンド共通のオプション

 どのコマンドにあった場合でも役割が変わらないオプションについての解説です。

  • moveTime:コマンドが実行され、実際に動き出してからコマンドが終わるまでの時間・間隔
  • delayTime:コマンドが実行されてから、動きだすまでの時間・間隔
  • loopCount:コマンドの動作を繰り返す回数
  • loopType:動作をループするときのタイプの選択。yoyoは動作が終了後、終了地点から開始地点まで戻る。restartは常に開始地点まで戻ってから再動作する

     

  • easeType:コマンドの動作の加減速のタイプ。イージングタイプに関してはこちらのホームページを参照してください

オブジェクト移動系コマンド

LinePathMove_Command

ターゲットをソースとなるラインオブジェクトの座標を元に移動させることのできるコマンドです。

基本の使い方

  1. 対象のカットオブジェクトか、カットオブジェクトの子にコマンドをつける
  2. 移動経路のもととなるラインオブジェクトと、移動させたいターゲットのオブジェクトを用意する
  3. コマンドのsourceLine欄にラインオブジェクトを、targetObject欄に対象のオブジェクトをドラッグアンドドロップして収める
動きの種類
  • relativeMove欄にチェックが入った状態で動かすと、ターゲットオブジェクトが現在地点から、ラインの形にそって動き出す
  • チェックを外すとソースとなるライン上を移動する

ラインオブジェクトについて

回転とスケールのリンク

linkRotationとlinkScaleにチェックを入れると、ターゲットが動く際にウェイポイントの角度・大きさに同期して動くようになる

lookAtTarget

ターゲットオブジェクトが、この項目にドラッグしたオブジェクトを常に正面に見るように回転するようになる

movePotision_Command

 設定した目標地点までターゲットを移動させるコマンドです。

  • 設定するゴールは数字とオブジェクトがある
  • オブジェクトをゴールに設定した場合、数字は無視されゴールオブジェクトが優先される
  • relativeMoveのチェックを外して目標地点を数字で動かすと、グローバル座標を目指して移動する

moveRotation_Command

 設定した目標地点までターゲットを回転させるコマンドです。

  • 設定するゴールは数字とオブジェクトがある
  • オブジェクトをゴールに設定した場合、数字は無視されゴールオブジェクトが優先される
  • relativeMoveのチェックを外して目標地点を数字で動かすと、グローバル座標を目指して回転する

moveScale_Command

設定した目標地点までターゲットを拡縮させるコマンドです。

  • 設定するゴールは数字とオブジェクトがある
  • オブジェクトをゴールに設定した場合、数字は無視されゴールオブジェクトが優先される
  1. スケールはx,y,xが1の場合1倍、2の場合2倍になる
  2. スフィアは1,1,1のため、目標に設定した場合、事前にツールパネルで大きくしたキューブも1,1,1になった

画像読み込み系コマンド

LoadImageFileToBackground_Command

 Crend、またはCrendScenePlayerフォルダの中の、「Image」フォルダに入っている画像ファイルを背景に読み込むコマンドです。

  1. ファイル名は拡張子も含めて入力
  2. 対応拡張子:jpg、png、bmp、exr、gif、hdr、iff、pict、psd、tga、tiff

LoadImageFileToObject_Command

 Crend、またはCrendScenePlayerフォルダの中の、「Image」フォルダに入っている画像ファイルをオブジェクトのマテリアルに読み込むコマンドです。

LoadImageFileToUI_Command

Crend、またはCrendScenePlayerフォルダの中の、「Image」フォルダに入っている画像ファイルをUIImageオブジェクトに読み込むコマンドです。

音声系コマンド

LoadSound_Command

 Crend、またはCrendScenePlayerフォルダの中の、「Sound」フォルダに入っている音声ファイルを読み込むコマンドです。

  • ファイル名は拡張子も含めて入力
  • 対応拡張子:wav、ogg
  • autostopにチェックを入れているとカットの移行で音声が止まる
  • repatにチェックを入れるとシーンが変わるまで音声が流れ続ける
  • stoptimeに秒数を入れると、repat中でも時間経過で音声が止まる
  • vrmLipSyncにvrmモデルを収めると、音声再生中に口が動く
  • volumeは0~1の間で音量が、ptichは-3~3でピッチが変化する

LoadBGM_Command

 Crend、またはCrendScenePlayerフォルダの中の、「Sound」フォルダに入っている音声ファイルを読み込むコマンドです。

 LoadSound_Commandとの違いは、リップシンクに対応していないこと、シーンの切り替わりでも音声が止まらない点です。

 また、LoadSound_Commandは同時に実行すればいくつでも音声が重なって再生されますが、BGMは常に一種類しか再生されません。

StopSound_Command

 対象のLoadSound_Commandで読み込んだ再生中の音声を止めるコマンドです。リピート再生をして、ストップタイムやオートストップにチェックを入れていない場合はこのコマンドで再生を停止してください。

StopBGM_Command

 再生中のBGMを停止するコマンドです。

その他

PlayTextMessage_Command

 対象のtext(UIオブジェクト)に文字を表示させるコマンドです。

  • hideCompletedにチェックが入っていると、文字再生完了後にテキストが非表示になります
  • characterSpeedは、一文字単位での文字の表示速度/秒です

SetActiveAndDiactiveToObject_Command

 対象のオブジェクトを非表示に、または非表示状態のオブジェクトを表示状態にするコマンドです。

  • 複数同時に設定が可能(sizeに表示の切り替えをしたい数を入れる)
  • enableのチェックが外れていると非表示に、チェックが入っていると表示状態に切り替える

SetJumpCutClickEvent_Command

 3DオブジェクトかUIオブジェクトに、指定のカットへジャンプするクリックイベントを追加するコマンドです。

  • このコマンドを実行すると、クリックやエンターで次のカットが進行しないようロックされる
  • 動画のように過去のカットをジャンプ先に設定すると、ループ構造になる

SetLoadSceneClickEvent_Command

 対象の3DオブジェクトかUIオブジェクトに、指定のシーンをロードするクリックイベントを追加するコマンドです。

  • このコマンドを実行すると、クリックやエンターで次のカットが進行しないようロックされる
  • 現在のシーンを保存する前にロードしてしまわないよう、スタジオアプリではこのコマンドが動作しないようになっている

SetObjectColor_Command

 対象の対象の3Dオブジェクトの色を変更することができるコマンドです。

  • targetObuject欄に対象を収めると自動的に空欄になって、対象のマテリアルがtargetRender欄に自動的に収まる

  • metalicは色の光沢、glossinessは色のツヤ(それ以上に上げることもできるが、どちらも基本上限は1)
  • durationは色が変わりきるまでの間隔

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